50歳を過ぎて
死をより身近に感じるようになった
明日死ぬかもわからない
と冗談めかして言っていても
実際に死と隣り合わせと感じる瞬間がそう何度もある訳でもなし
それよりもっと
物質としての死が目視できるようになった感覚
そして
いろいろなことが
良い意味でどうでも良くなり
執着がなくなっていく
と言いつつ
昨日ウォーキング中に失くした花モチーフのヘアゴムに執着…
道の端っこの草むらで
花のようにあってくれるといいな
いつも身につけていた物に対する愛着は
いつか薄れていくけれど
時折、無意識が見せてくれる残像に
少し切なくなる