昨日の夕方は暖かくて
お散歩の犬たちも心なしか嬉しそうだった
目線を合わせない方が良いと聞いたことがあって
目は見ないけど、なんとなく存在に語りかけると
ん？という感じでこちらを向く犬が多い
犬が見るので飼い主もこちらを見るけど
犬を見ずにニコッとしている私を不審に思っているだろうか…
犬たちに会ったり
夕陽を見たり
すすきの穂が揺れるのを見たり
川面を飛ぶサギを見たり
夕暮れのウォーキングは癒される
そして泣けてくる
歩きながら無心になろうとしても
なかなか出来なくて
いろいろ考えてしまい
涙があふれて
泣きながら歩いているおかしな人を
俯瞰して想像して
涙を止めてのくり返し
でもひとしきり泣くと少し気持ちが落ち着くから
泣くことってとても大事だと思う
私は涙脆くて
小さい頃から、すぐ泣く
と親に言われていた
でも緘黙で抑え込んだ感情を涙で排出してバランスをとっていたんだろう
大人になるとなかなか泣けないけど
男も女も大人も子どもも
たくさん泣いて良いのだ
と思う
初冬の夕暮れ
揺れるすすきの穂と空が美しい
